2010年04月29日
鯵の船釣りで掛かる鯖は、仕掛けを駄目にする外道として有難くない存在だ。仕掛けの交換で時合や群れを逃し、悔しい思いをさせられる。なんとも“やんちゃ”な厄介者だ。しかし、投げで釣れる鯖はいいお客さん。あたりがなく“待ったりとした”時に元気な引きで目覚めさせくれる。イギリスでも餌や仕掛けに凝らず疑似餌で簡単に連れるため、ビギナーを中心に投げサビキで狙うのがポピュラーだ。
鯖が釣れだすと、現地の方から黒鯛とのトレード(交換)を申し受けることがある。所変われば食材の価値観も違うのか?なんとも日本人には有難い申し出である。聞くと輪切りにし、塩コショウで下味を付け、小麦粉を塗してバターとオリーブオイル、アンチョビで炒めて白ワインといただくそうだ。一度試してみたが、確かに酒が進む。日本ではこんな調理は滅多にしないが、この美味さが鯖のブランド価値を上げているのか?
思えば日本でも鯖に由来する“ブランド”は様々だ。三浦半島の松輪鯖 、豊後水道の関鯖 。そして若狭湾で取れた鯖を京都に運んだ道に由来し名づけられた鯖街道は塩漬け加工で鯖の大衆化を進めた。京都の葵祭りでは太陽の信仰魚として鯖寿司が祭事にかかせない料理となった。形変わればこれ、バッテラと称す。あらためてバリエーションが多い魚である。
馴染みの釣具屋によれば、菜の花で草原が黄色に染まる5月が回遊シーズンインのようだ。先週末、会社の同僚と勇み挑んだが釣果はヤドカリ2匹・・。ここ数日晴天が続いていたが早朝の気温はまだ5度前後。しばしの辛抱である。で・・坊主の帰路『菜の花と炒めて食べたら美味しいかなぁ・・?』自己流に料理のバリエーションを想像する。連れなかった時の釣り人の習性である。
鯖が釣れだすと、現地の方から黒鯛とのトレード(交換)を申し受けることがある。所変われば食材の価値観も違うのか?なんとも日本人には有難い申し出である。聞くと輪切りにし、塩コショウで下味を付け、小麦粉を塗してバターとオリーブオイル、アンチョビで炒めて白ワインといただくそうだ。一度試してみたが、確かに酒が進む。日本ではこんな調理は滅多にしないが、この美味さが鯖のブランド価値を上げているのか?
思えば日本でも鯖に由来する“ブランド”は様々だ。三浦半島の松輪鯖 、豊後水道の関鯖 。そして若狭湾で取れた鯖を京都に運んだ道に由来し名づけられた鯖街道は塩漬け加工で鯖の大衆化を進めた。京都の葵祭りでは太陽の信仰魚として鯖寿司が祭事にかかせない料理となった。形変わればこれ、バッテラと称す。あらためてバリエーションが多い魚である。
馴染みの釣具屋によれば、菜の花で草原が黄色に染まる5月が回遊シーズンインのようだ。先週末、会社の同僚と勇み挑んだが釣果はヤドカリ2匹・・。ここ数日晴天が続いていたが早朝の気温はまだ5度前後。しばしの辛抱である。で・・坊主の帰路『菜の花と炒めて食べたら美味しいかなぁ・・?』自己流に料理のバリエーションを想像する。連れなかった時の釣り人の習性である。
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